|
八王子城山~東京都の山 八王子城山~東京都の山 八王子城山からビアマウントへ 八王子城山からビアマウントへ 【八王子城へ登城】
コース(タイム)霊園前(9:47)-八王子城-(12:05)富士見台(12:47)-(14:11)蛇滝-(14:35)ビアマウント-高尾山駅
《山概略》
《八王子城山へ》 霊園前でバスを降り、少し前に進んでから左折する。幹線道路から離れ、静かな住宅地をしばらく歩くと八王子城趾案内図がある。その先に駐車場があり、続いて管理棟がある。管理棟前には数人のガイドが控えていて、八王子城の由来等について詳しく教えてくれる。 まずは、御主殿跡を見学する。曳橋を渡って一回りするつもりだったが、なぜか曳橋が通行止めで引き返すことになる。このあたりは遊歩道としてよく整備されている。 管理棟に戻り、いよいよ山登りが始まる。八王子城趾自然公園と書かれた案内板の横にある鳥居をくぐり、階段状の坂を登っていく。古道の趣があり、しばらく登ると金子丸と書かれた道標がある。道脇には秋の花が多く咲いている。
九合目の道標を通過し、深い樹林帯の中を歩いていると、突然左手に眺望が開ける。東京横浜方面が見渡せ、スカイツリーが見えるという者もいたが、自分には見えない。もう少し天気の条件が良ければ見えるのだろう。 展望が良いのはそこだけで、再び樹林の中に入る。あずま屋があり、石段を登っていくと八王子神社の建物がある。この神社の左手に山城には欠かせない井戸があり、雑草に覆われて分かりにくいが穴の下を覗くことができる。 八王子神社の裏手の高台をさらに登っていくと、本丸跡地になる。このあたりの最高地(450m程度)だろうが、高い木々に囲まれているので眺望はない。これがなければ眺めは良いのだろう。狭い広場には石碑と祠が建っている。
本丸跡を降り、八王子神社から指導標の高尾山方面へ進む。少し下ると道の脇に大きな井戸がある。手動ポンプがあり、操作すると水が出てくる。ガイド曰く、これも山城の井戸で、当時から涸れたことがないという。 山の小道を歩き進み、詰の城と言うところを通過。指導標は富士見台の方向を示す。アップダウンが続き、富士見台の手前から急登となる。それを登り切るとあまり展望の良くない富士見台に到着する。ここで休憩し、軽く昼食を取る。富士見台は富士山方面だけ少し展望があり、富士の頭がかすかに見えていた。
《ビアマウントへ》 富士見台からは荒井バス停方面に下っていく。一度登り返しがあるが、急な下りが続く。標高421m地点で分岐があり、右手に下る。雑木林の中を下っていくと八王子JCTの入り組んだ高架が見えてくる。そのすぐ近くまで下り高速道路沿いの道を歩く。左手には今日のゴールであるビアマウントの見える。歩道は高速道路の下のトンネルをくぐり、中央本線の踏切を渡る。道なりに進むと、突き当たるので左に進む。住宅地の舗装道は幅が狭いが、車がよく往来し、バスも通過する。それらに気をつけながら進み、圏央道の高架の下あたりで右折する。
千代田稲荷大明神の苔むした階段の前を通り、高尾山蛇滝水行道場方面へ進む。薄暗い坂を上り、三体の地蔵の前を通過。蛇滝は水行道場の中なので直接見ることができない。水行道場から先は山道となりつづらの道を黙々と登っていくと、上の方から拡声器の声が聞こえて来て、ビアマウントが近いことが分かる。 高尾山の稜線に出ると、そこは舗装道路で、ビアマウントには長い行列ができている。早速その行列に並び、最後の締めのビアマウント入場を待った。ビアマウント開場からすでに5分が経過していたが、ビアマウントに入れるのはそれから30分ほど後だった。
ビアマウントは10年以上前から来ているが、最近の傾向として若者が多いようだ。昔は行列などなく、比較的年配の山ヤが高尾山を下る前に気軽に飲食できたものだ。確かに交通の便は良く、山ヤに限らず誰でも訪れることができるので、いちど周知されるとこの混雑は当分収まりそうにない。 2時間の飲食歓談を経て、下山は安全のためケーブルカーで降りることにする。ケーブル利用はsuicaが使えると言うことだったが、suicaで切符を購入することができるということで、窓口に並んで切符を買うことになった。
Camera:CANON PowerShot S100
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |