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源次郎岳-山梨百名山

源次郎岳-山梨百名山

長い林道、山頂直下は急坂

長い林道、山頂直下は急坂

【荒れた山頂、南アを一望】

荒れた山頂、南アを一望

山行情報
日程 2013年04月13日(土)
山名(山域) 源次郎岳(南関東
入/下山地 砥山林道ゲート
メンバー 単独行
行動時間 2時間15分
歩行
距離
登り
下り
歩数
9.1km 602m 602m 11,700歩
■■■

コース(タイム)

林道ゲート(7:37)-白川峠(8:06)-(8:35)源次郎岳(8:46)-(9:50)林道ゲート

 《山概略》
 甲州市の源次郎岳は標高1476.6mの山梨百名山である。山の中腹まで林道が延びているので割と楽に登れるのだが、冬期は林道が閉鎖されるため、県道から登らなくてはならない。それでも往復1時間程度のプラスである。午前中に登れば、午後は別の山に行く事ができる。

 《アプローチ編》
 横浜の自宅を5時過ぎに出発。相模湖ICから大月ICまで中央高速を利用し、国道の新笹子トンネルをくぐる。トンネルを出てすぐの甲斐大和道の駅でトイレに立ち寄り、その先の交差点を右に曲がり、日川沿いの県道を進む。道は狭くなるが、交通量は少ない。カーナビに源次郎岳が現れてから左手の林道入口を探し、山頂の北東にある林道ゲートを確認し、ちょうど県道沿いにスペースがあったので車を駐めた。3台ほどが縦列駐車できそうな場所だ。


林道砥山線ゲート
【林道砥山線ゲート】
   富士がちらちら見える
【富士がちらちら見える】


 《源次郎岳へ》
 県道から林道砥山線を歩き始める。山梨県の林道は5月連休が終わるまで閉鎖されているところが多い。規制情報など詳細は山梨県のホームページで確認する事ができる。
 林道は綺麗に舗装されていてる。すでに標高は1300mを越えているので周りは白樺の木々で覆われている。林道は緩やかな登り坂で、やがて富士の姿が見えてくる。源次郎岳の稜線にはアンテナの鉄塔が立っているのが見える。

白日川峠
【白日川峠】
   ようやく山道に入る
【ようやく山道に入る】

 林道が二俣に分かれる所が白日川峠で、左手が源次郎岳方面だ。ここにもゲートがあり、車両通行止めの標識がある。ここからは通年で車が入れないようだ。逆にここまでは下のゲートが開いていれば車で入る事ができる。ただし、駐車スペースは路肩に数台駐められる程度だ。
 ゲートを越えて歩いて行くと林道はダートで荒れている。しばらく歩くと道は左右に分かれる。右の道は再びゲートがある。何となく下り気味の左の道を進んだ。その選択は正しく、その先で再び二俣に分かれる道に源次郎岳を示す指導標を見つけた。今度は右の道に進み、すぐに左を示した指導標がある。この辺りからようやく山道になり、道なりに進んでいく。

ブナの巨木
【ブナの巨木】
   最初のニセピーク
【最初のニセピーク】

 道はあまり歩かれていないのか明瞭ではない。それでも稜線なので真っ直ぐに進む。登りがきつくなる頃にはブナの木が目立ってくる。大木のブナは貫禄があって良い。思わず写真を何枚も撮った。ひと登りすると源次郎岳への指導標がある。
 指導標の先のピークに到着する。周りにはここ以上に高い場所は無さそうなので、もう山頂に着いたかと思ったが、ここは山頂ではないようだ。「山頂マデ15分」の道標がある。そこからヤセ尾根となり急坂を下る。これまで楽な歩きだったが、山頂を目前にして難所となるようだ。
 下りきったところから登り返しとなり、虎ロープに頼りながら登る所もある。急に視界が開けたところが源次郎岳の山頂である。山頂一帯は木が伐採され、切り倒した木や枝が放置されている。奥の方へ行くと、山梨百名山の標識と三角点がある。

源次郎岳山頂
【源次郎岳山頂】
   八ヶ岳遠望
【八ヶ岳遠望】

 山頂からは360度の展望だが木が遮っているため完全な展望ではない。富士山や南アルプス、八ヶ岳などが見渡せる。山頂には誰もおらず、セルフタイマーで自分写真を撮った。数分の滞在時間で来た道を戻った。
 先ほどのあと15分地点のピークまで戻り、その先の分岐で白日川峠方面ではない右手の道に進んだ。ブナと笹原の道で、こちらの方が気持ちが良い。ここで初めて2人組の登山者とすれ違った。

下りは別の道
【下りは別の道】
   林道を下って県道へ
【林道を下って県道へ】

 尾根を下っていくと、左手に舗装された嵯峨塩深沢林道が見えてくる。山道はまだ真っ直ぐ続いているが直接林道に降りれられる緩斜面なので、ショートカットして林道へ降りた。あとは林道を下るだけである。この林道は登ってきた林道とは別で、車を駐めた県道のだいぶ手前で合流している。途中黄色い花の咲く木があり、アブラチャンだろうか。今回の行程で最初で最後の花だった。
 林道のゲートを通過し、さらに県道の舗装道を歩く。車で通ったときはあまり気づかないが、緩やかな登り坂である。今回は歩程の半分以上が林道だった。やがて坂の上に我が愛車が見えてきた。このあと後半は大栃山を登るべく、檜峰神社へと向かった。

付近の山 棚横手(2010.11.13)、大蔵高丸(2012.09.01 )、茶臼山(1997.04.12)

立ち寄り湯情報
 
ももの里温泉★★★★
場所:山梨県笛吹市一宮町金沢387-1 (TEL:0553-47-4126)
泉質:アルカリ性単純温泉
料金:600円・時間:10:00~21:00
休館:木曜日(祝日の場合は翌日)
食堂:有、露天:有
Camera:CANON PowerShot S100

NOYAMA
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