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横尾山−山梨百名山 横尾山−山梨百名山 信州峠から花の尾根を歩く 信州峠から花の尾根を歩く 【眺めのよい尾根歩き】
コース(タイム)信州峠(7:53)−(9:21)横尾山−(10:51)信州峠
登山口の信州峠は山梨県と長野県の県境になっている。前日に川上村へ買い物をするためにこの峠を越えて、偵察をしていた。駐車スペースは両県側それぞれにあるが、山梨県側から来る人が多いのか、そちらの方が多くの車が止まっていた。山梨県側から来て車がいっぱいでも反対側の駐車場は空いている可能性は高いことがわかった。 【登山口の信州峠】 登山口のある信州峠。壁に登山者用の階段が出来ている。 峠の山側はコンクリートの土手になっているが、登山者用の階段が出来ている。そこを登って樹林帯の中を西へと向かう。白樺と緑の中に光が差し込み、暑くもなく寒くもなく、爽快な気分だ。しかし若干一名、二日酔いで足がなかなか進まない。時折見せる色とりどりの花も励ましにはならないようだ。樹林帯をゆっくり40分ほど歩くと、展望が開ける。初夏の霞で遠くまでは見通せないが、そこそこの眺望は楽しめる。道もなだらかな直線が続き、道脇の花々を楽しみながら歩いていると小高い山頂が見えてくる。 【レンゲツツジ】 緑の中にオレンジ色の花がひときわ目立つ。 山頂の手前にはスズランの群生があり、白い小さな鈴状の花があちこちに咲いている。登ってくるときにすれ違う人が一様に「スズランが咲いていた」と言っていたが、これのことだろう。 【スズラン】 小ぶりの小さな花が鈴なりに咲いている。 【横尾山山頂】 山頂の標識には「山梨百名山」と書かれていた。その名に違わず名山だ。この時期はスズランも咲き誇り、ちょうど良い季節だ。 山頂では差し入れのあったパンをで軽食とし、記念撮影をして下山した。途中見通しの良い広い所で、360度のパノラマ写真を撮った。このような写真を撮るときは、人が誰もいない時を見計らって取るのだが、目の前のおばさんがなかなか動こうとしない。5分ほど待ってもその場を動かないので、そのまま撮った。写真に写っている人たちはどうやら何かを採取しているようだが山菜だろうか。 登山口の駐車場までは、皆それぞれのペースで降りて、のんびり写真などを撮りながら降りていた私は最後になって到着。メンバーはここで解散して、私は温泉に行くことにしたが、このあたりはあまりいい温泉はない。一番近い増富温泉は以前入ったこともあり(人肌温度の温泉であまり入る気がしない。)、別の温泉を探していたら、地図上に「ほったらかし温泉」という変な前の温泉があった。車で30分ほどの距離だが、帰り道なのでそこに寄ることにした。 「ほったらかし温泉」の場所はわかりにくい。ナーナビには出てこないし(地図が少し古い)、最新の『山と高原地図』での場所はずれている。フルーツ公園の中に入り、狭い道を登っていくとようやく見つかった。駐車場には多くの車が停まっており、まさか皆温泉客では無かろうと思いきや、その温泉客であった。しかし、そんな心配は無用で、温泉はかなり広い。しかも見晴らしが素晴らしい。甲府盆地を一望できるのである。夜景が好評だというのもうなずける(この日は白昼)。温泉から上がって帰り際、なんと観光バスがやって来て、大量の”温泉客”をはき出した。もし来るのが遅れていたらたいへんなことになる所だった。すんでの所で「ほったらかし温泉」を後にすることができた。渋滞を心配しながら横浜へ向かった。
Camera:CANON Power Shot G2
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