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苗場山−日本百名山

苗場山−日本百名山

山頂はおもわぬ高原だった

山頂はおもわぬ高原だった

【和田小屋前の登山口】

和田小屋前の登山口

山行情報
日程 1998年09月06日(日)
山名(山域) 苗場山(谷川岳周辺)
入/下山地 和田小屋
メンバー 田代、滝沢、南雲、城村、福島
行動時間 8時間10分
歩行
距離
登り
下り
歩数
5.5km 1,080m 1,080m ---歩
苗場ルートマップ

コース(タイム)

和田小屋(8:05)−神楽ヶ峰−(12:00)苗場山(13:30)−神楽ヶ峰−(16:16)和田小屋

 《山概略》
 苗場山は新潟県と長野県の境界にある。山頂は四平方キロメートルの平原が広がり池溏が点在し、夏には高山植物の宝庫となる。その池溏が苗田のように見えたことから苗場山と名付けられたようだ。
 苗場山というとスキー場のイメージが強い。スキー場と言われて真っ先に出てくるのが苗場山ではないだろうか。というのはスキーをあまりやったことがない自身の印象である。その苗場山へ登山で行くというので参加することにした。


山頂目指して出発 【山頂目指して出発】

 雪が全くないスキー場は閑散としている。まだ朝が早いせいか登山者もあまり見かけない。


 越後の名山である苗場山は、夏は広大な山頂湿原にお花畑が広がるようだが、今回は初秋の時期でありお花畑を楽しむには少々遅かったようだ。
 登山前夜にかぐらスキー場の駐車スペースに車をとめて、その横にテントをたて一夜を明かした。翌朝、地元の仲間2人が合流して、計5人が揃ったところでさらに和田小屋まで車を進めた。
 登山口となる和田小屋周辺には公衆トイレが無いため、和田小屋のトイレを利用することになる。ここは有料で利用料百円が必要となる。男子たるもの小水はその辺で、と言いたいところだが、このご時世ではそう言うわけにはいかない。
 和田小屋前からゲレンデを歩いていく。田代隊長を先頭に滝沢さん、城村さん、南雲さん、そして自分が続く。晴れた夏だったらさぞ緑が美しかっただろう。

最初の木道
【最初の木道】
   石段
【石段】

上ノ芝からの眺望 【上ノ芝からの眺望】

 振り返ると朝日岳、一ノ倉岳、仙ノ倉岳が見える(はず)。
 (9:54)


【顕彰碑】

 笹原の中に顕彰碑なるものがあるが意味は不明。脇道がきれいに刈り取られ道が続いている(10:31)。


雷清水付近から見た苗場山頂
【雷清水付近から見た苗場山頂】
 雷清水には水が涌きだしていて、のどを潤す。苗場山頂右手には火打山、妙高山が見えていた。
 雷清水から鞍部へと降りていき、山頂へ向けて一気の登りとなる(11:00)。

遊仙閣 【遊仙閣】

 収容35人、6/中〜10/初、2食付き6500円、素泊まり4000円、寝具無し3500円、水場無し
 この裏手にひっそりと山頂(2145m)の標識がある。
 また、隣の苗場山頂ヒュッテは98年再オープンの新築で真新しかった。

今回のコース最難関の股スリ岩 【今回のコース最難関の股スリ岩】

 たいしたことありません。
14:37


 途中オコジョの姿を見つけた。足元をちょろちょろしており、写真撮影を試みる。しかし、場所を移しながら顔を出し、すぐ引っ込める。それが何回も続いたが、写真に収まることはなかった。(A5はシャッターが下りるのに1秒以上かかるのである。)14:54
 和田小屋前に到着(16:16)。水場を利用させていただき顔を洗う。小屋の売店でソフトクリームを食べながら休憩する。帰りは越後湯沢に立ち寄り白籏史朗写真館へ向かった。ここは写真館でありながら温泉施設もある。白籏史朗の山岳写真を見学してから階上の温泉に入った。そして、そば屋で地元の名物という「へきソバ」を食べた。

《登山道の花》
【オオカメノキ コゴメグサ シラタマノキ
 【1.【オオカメノキ】
 【2.コゴメグサ】
 【3.シラタマノキ】

温泉情報
美術館の中の温泉カトマンズ★★★★
 特徴:湯沢町白籏史朗世界山岳写真美術館の中にある温泉。
雄大な山々に想いを はせながらリラックス。
 営業時間:10:00〜19:00(毎月第4月曜日定休)
 料金:大人600円
 交通:JR越後湯沢駅より徒歩3分
 関越自動車道湯沢IC 5分
 TEL 0257-85-5280


 今回同行の一人を大源太キャニオンのキャンプ場で降ろして(19:42)、横浜へ向かった。


付近の山 仙ノ倉岳(2002.04.29),白砂山(2009.09.27 ),谷川岳(1999.03.28)

Camera:CANON Power Shot A5

NOYAMA
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