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吉祥山−愛知県の山 吉祥山−愛知県の山 標高は低いが眺望は抜群 標高は低いが眺望は抜群 【山頂から南ア富士を望む】
コース(タイム)登山口(10:03)−(10:54)吉祥山(12:03)−吉祥天女の祠−(13:18)登山口
《山概略》
《吉祥山へ》 駐車場には、休憩所やトイレが完備され、案内図でコースを確認してから出発する。山頂までは尾根を一直線に歩くAコースを行くことになった。駐車場のすぐ横が登山口で、自由に使える杖も用意されている。 樹林の中をゆっくりと登り、鉄塔の下に出ると視界が開ける。三ヶ所ほど鉄塔を通過し、樹林が伐採されているところで振り返ると渥美半島の山が見えている。 この日は快晴で、日差しが暖かいが花の季節にはまだ早い。しかし、一ヶ所だけアセビの花がたわわに咲いていた。歩き始めた時間が遅かったため、下山してくる多くの人と挨拶を交わす。地元の年配者が中心で、かっぽう着で歩いている人もいた。
鉄塔群を越えると生活環境保全林総合案内板という立派な案内板があり、山頂付近は散策路として道が入り組んでいることが分かる。郷土の森や学習の森、昆虫の森など様々に区分けされている。吉祥山の由来として、山頂の奥の院に吉祥天女を祀ったことから吉祥山の名前がおこったとある。また麓には多くの古墳群があり、平安時代には今水寺という大寺院があったそうだ。歴史のある山である。
なんとかの森への分岐がいくつも現れるが、まっすぐ山頂へと向かう。徐々に空が近くなり、山頂に到着する。山頂には菱形基線測点や三角点、ベンチがあり、眺望もほぼ360度見渡すことができる。山頂は居心地が良く1時間あまり過ごしたが、多くの登山者が入れ替わり賑やかだ。 【山頂パノラマ】 本宮山、南アルプス、富士山が一目で分かる山である。 下山はCコースへ進む。北尾根の急坂を下り、吉祥天女の祠への分岐があるので右手に進む。シイの大木に囲まれうっそうとした一角があり、大岩の下にその祠があった。三人でシイの巨木を撮りまくった。 遊歩道に沿って下山を続けるが、分岐がいくつも現れる。指導標は昆虫の森だとか生産の森、作業道だとかを示し、下山方向がよく分からない。あずま屋を通過し、初めて「Cコース→」の指導標を見つける。とりあえずここまでは正しかったようだ。しかしその次の分岐で花の森方面へ曲がると、いつの間にか山頂へ向かう道に変わっていた。急きょ引き返して、作業道の方へ進んだ。Cコースの分岐は全て作業道を進めばいいようだ。実に紛らわしい。
植林帯に入り、小さい沢を渡り、道なりに進んでいくと、再び生活環境保全林総合案内板がある。道は舗装道路に変わるが少し進むと左手の樹林帯への道になる。ここにはしっかり休憩所と書かれた指導標がある。右手に用水池が見えるが、道はそこには近づかない。先ほどの林道と合流し、やがて前方に工業団地が見えてくる。先ほど路駐した道は工業団地に続く道だったようだ。工場の関係者しか利用しない道である。
駐車スペースに到着し、トイレを利用するため駐車場を覗いてみると、半分ほどが空いていた。ほとんどの登山者は午前中に下ったようだ。半日で十分楽しめる山である。地元の2人と別れ、本宮の湯へ向かった。
Camera:SONY DSC-WX1
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