|
TOP > 沖縄県の山 > 伊江島・城山
城山-沖縄県の山 城山-沖縄県の山 洋上に浮かぶプチ山 洋上に浮かぶプチ山 【着岸したフェリーより】
コース(タイム)伊江港(09:29)-(10:04)城山(10:39)-(11:30)伊江港
《山概略》
《城山へ》 伊江港に降り立ち、そこから歩いて城山の山頂を目指す。港の前の歩道を道なりに歩いて行くと、被爆慰霊碑がある。被爆とはただごとではないが、碑文を読むと、戦後間もない頃、米軍の爆弾処理船が爆発して多くの犠牲者を出したというものだ。
島は中心部に向かって緩やかな登りとなってくる。道路標識の東江上方向へ進み、ファミリーマートがある交差点を直進する。坂を登り切ると芳魂之塔と書かれた公園がある。どうやら予定していた道とは違うところを歩いているようで、そこから右の方へ進み、目測で城山の方へ向かう。住宅の屋根の上には烏帽子のような岩が見えているので分かりやすい。 伊江村中央公民館の前にはブロッコリーのような木が立っているが何の木だろうか。また、寒緋桜が赤い花を付けている。沖縄の桜前線は南下すると言うが、先月は奄美大島で寒緋桜が満開だった。
大戦中に砲撃を受けたという公益質屋跡の前を通り、住宅地の道を右へ左へと進んでいくと、ようやく城山の南登山口に到着する。ここまでですでに大汗をかいている。登山口からは階段が続く。階段の周りは綺麗に植栽されていて、黄色の葉が鮮やかである。階段から振り向くと眺めが良く海が見える。
階段を登り切り、アーチ状の短いトンネルをくぐると、そこは広場で売店や駐車場があり、正面に烏帽子の岩が突き出ている。一見登れそうにない岩山だが、うまい具合に道が通じているのだろう。岩の基部に近づくと登り口の階段がある。 登り口の門をくぐると、ようやく樹林帯の中となる。しかし、道はコンクリートでできた遊歩道だ。上りは階段となっている。狭い道で、しばし下山者とすれ違う。
山頂へは西の方から回り込むように道が続き。樹林帯を抜けて岩肌になると、多くの人が立つ山頂が見えてくる。山頂の標高は172mで、四等三角点がある。岩の上に立つと大展望が広がる。島はほぼ平坦で、色とりどりの区画された畑が広がる。住宅地は沖縄本島側にあるようだ。足元を見ると、力タンナーパ(力玉那覇)足跡なるものがある。良くある巨人伝説の足跡である。
山頂には、家族連れや年寄りが多く来ているが、大勢を占めるのは高校生だ。どうやら沖縄水産の学生のようで、練習船でこの島まで来ているようだ。賑やかな山頂でパノラマ写真を撮るのは断念し、滞在10分ほどで気持ちの良い山頂を後にする。 山頂直下の駐車場まで降り、車道を下った。あとは南の方へ歩いて行けば港の方へたどり着くはずだ。ときどきiPhoneで位置を確認しながら進む。伊江村役場の前を通り、島の幹線道路を歩いて、来た道と合流し、港に戻る。港の食堂で生ビールと海鮮丼を頂き、13時発のフェリーで沖縄本島へ戻った。 Camera:CANON EOS 6D
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| |
ホームに戻る |