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嘉津宇岳-沖縄県の山 嘉津宇岳-沖縄県の山 ふるさとの山自慢は好展望 ふるさとの山自慢は好展望 【山頂からのパノラマ】
コース(タイム)登山口広場(13:01)-(13:21)山頂(13:43)-(14:01)登山口広場
《山概略》
《嘉津宇岳へ》 嘉津宇岳登山口は広場になっていて多くの車を駐めることができる。この日は平日にもかかわらずマイクロバスと数台の車が駐まっていた。トイレもあり、登山口としては申し分ないのだが、登山口という言葉はどこにも書いておらず、案内板の類もない。少々不安になるが、山に向かって細い階段状の道が続いているので、そこが登山道だと信じるしかない。 サブザックを担いで歩き始める。ザックには道の駅で買ったさんぴん茶が入っている。関東より10度以上気温が高いのですぐに汗をかきそうだ。真冬とは思えない青々とした森の中の道を進んだ。
山にはけっこう人が入っていて、下山する多くの人とすれ違った。子どもが多く、遠足か何かだろうか。いずれにしても人気のある山だ。名護の市街地からも近いので気楽に登れるのだろう。 沖縄は亜熱帯気候のため、本土の森とはひと味違う。真冬のこの時期でも緑が深く、葉がでかい(クワズイモ?)。植物は密集し、さながらジャングルのようだ。土の栄養も違うのだろうか。
道は一本道が続き、分岐はない。道なりに歩いているのだが、道は山頂から遠ざかるように続いている。不安になりながらもそのまま進むと、ようやく山頂方面に向きを変えた。どうやら山を左に巻くようにして山頂に道が続いているようだ。 足下に尖った岩が増え、岩伝いに登っていくと、密林から抜け出て急に眺望が開けてくる。歩きながら眺望を眺めているのもつかの間で、すぐに嘉津宇岳山頂となる。山頂の標高は452mで、沖縄本土3番目の高さである。岩場の山頂で、周りには遮る物のない大展望が広がる。
山頂からの絶景は、嘉津宇岳が沖縄ふるさとの山自慢1番であることがよくわかる。山や海、街並みが一望できるのである。少々風が強くじっとしてると寒くなるが、このまましばらく眺めていたいところだ。 山頂には誰もおらず、入山者は皆下山したようだ。気兼ねなく360度のパノラマ写真を撮った。山頂からさらに奥へ道が続いていたので少し歩いていったが、鋭利な岩場で歩きにくい。すぐに引き返した。
山頂滞在は20分ほどで、来た道を下った。下りの時間はあっという間である。登山口広場には、自分の車しか無く、多くの車は消えていた。14時下山はほぼ予定通りで、車に乗り込むと美ら海水族館へ向かった。明日は沖縄本土最高峰の与那覇岳を登る予定である。
Camera:CANON EOS 6D
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