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与那覇岳-沖縄県の山 与那覇岳-沖縄県の山 本島最高峰は密林の中 本島最高峰は密林の中 【見晴らしのない山頂】
コース(タイム)登山口(8:50)-(9:39)与那覇岳-(10:30)登山口
《山概略》
《与那覇岳へ》 駐車場には案内図があるのでコースを確認してから出発する。舗装道を50mほど歩くと道が左右に分かれ、左の森の中が山頂へ続く道だ。この道は地図によっては車道として記載されているものもあるが、とても車道とはいえず山道である。しかし車両進入禁止という立て札は立っている。 その左手の山道に一歩入るとそこはもう密林で、薄暗い中に青々とした葉が茂っている。よくもまあこんなに緑が生い茂っているものだと感心するが、土の栄養よりも温暖な気候が影響しているのだろうか。本土では見られない光景である。
ほとんど勾配のない道を進み、道ばたには白い花が見られるが名前はわからない。近くの枝には鳥が留まっている。道は一本道で、眺望は全くなく、途中に与那覇岳を示す指導標がある。一カ所だけ右に曲がるところがあるが、そこを間違わなければ迷うところはない。先の案内図によると、何度か川を横切る渡渉がありそうだったが、それらしき川は見あたらなかった。道の下にトンネルを掘っているのかもしれない。 登山口の広場(398m)に到着する。自然保護地区の説明板や記念碑がある。ここからようやく登りの道となる。取っつきからロープがあるが、足場はしっかりしているので登りやすい。地面に塩ビパイプや、カゴの捕獲機が置いてあるが、マングース防除事業と書かれている。ハブではなく、マングースを捕獲するもののようだ。
眺望のない一本道がしばらく続く。GPSを見なければ今どのあたりを歩いているのかさっぱりわからない。山の上の方は倒木が多く、くぐったり跨いだりと通りにくいところもある。道は急に右に曲がり、道は少し下り気味になるが、このあたりが沖縄県最高地点の503mなのだろう。その先にある山頂はそれより低い位置にある。 最高地点から120mほど進むと、与那覇岳山頂(498m)に到着する。
山頂は少し刈り広げられて広場になっているが眺望はない。この山は終始眺望がなかったことになる。先日歩いた嘉津宇岳とは対照的だ。山頂には道標と三角点があるのみ。山頂からは四方に道があるので別ルートの登山道もあるようだ。ガイドブック等では今回のピストンコース以外の情報は得られていない。 山頂滞在は10分ほどで、来た道を戻る。誰にも会わない登山になるかと思ったが、途中1人だけすれ違った。駐車場に着く頃には、すっかり日が昇り、強い日差しが照りつけていた。残りの時間は慌ただしく観光である。車に乗り込むと最北の辺戸岬へ向かった。
Camera:CANON EOS 6D
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