TOP > 静岡県の山 > 尉ヶ峰   

尉ヶ峰-静岡県の山

尉ヶ峰-静岡県の山

浜名湖を一望、山頂奥の離陸場

浜名湖を一望、山頂奥の離陸場

【離陸場からのパノラマ】

離陸場からのパノラマ

山行情報
日程 2015年12月27日(日)
山名(山域) 尉ヶ峰(三河地方
入/下山地 奥浜名湖国民宿舎
メンバー 勝野、伊達、福島
行動時間 5時間30分
歩行
距離
登り
下り
歩数
12.3km 778m 778m --歩
尉ヶ峰マップ

コース(タイム)

国民宿舎前(7:25)-(9:47)尉ヶ峰-(12:57)国民宿舎前

 《山概略》
 尉ヶ峰は奥浜名湖の北に位置する433mの低山である。山頂から浜名湖や浜松市街を望むことができる展望の山である。登山口は小高い場所にある国民宿舎奥浜名湖の近くで、車は国民宿舎か細江公園の駐車場を利用することになる。

 《アプローチ編》
 出発地は前泊した豊川市内からとなる。まだ暗いうちから出発し、姫街道を走った。朝早いので東名高速を使う必要はなく、国民宿舎奥浜名湖には7時には到着した。当初は細江公園の駐車場を利用するつもりだったが、見つからなかったため国民宿舎の駐車場に駐めさせてもらった。


国民宿舎前の登山口
【国民宿舎前の登山口】
   立派な展望台が立つ
【立派な展望台が立つ】


 《尉ヶ峰へ》
 登山口は国民宿舎近くの交差点のところにある。奥浜名自然歩道の細江コース入り口である。気になるのは真新しい熊出没注意の掲示があることだ。このような低山の里山のようなところに熊がいるのだろうか。入り口の指導標には尉ヶ峰まで4.9kmと書かれている。整備されたハイキングコースを歩き始めた。
 少し登るとすぐに展望台となり、朝靄にかすんだ浜松市街や奥浜名湖を眺めることができる。この展望台には観音像やおもかる大師の祠がある。おもかる石は願掛けして、石の地蔵を持ち上げられれば願いが叶うという。京都にも似たようなモノがあったような気もしたが、ここで挑戦してみると、何とか持ち上げることができた。地蔵が祠の奥にあるので足が踏ん張れず、本来の力では持ち上げることは難しいようだ。

道は歩きやすい
【道は歩きやすい】
   ときどき車道と合流
【ときどき車道と合流】

 おもかる石の先は車道を歩く。ハイキング道と車道は平行して続くので、時々車道を歩くことになる。道は奥浜名自然歩道となっている。山道に復帰して雑木林の中を歩いて行くと、展望櫓がある。この場所は御要害山や三日月峠を呼ばれていたそうだ。展望台の上からは360度の展望だが、まだ日が昇り始めたばかりで見えにくい。戻ってきたときの方が見やすいだろう。
 コースはほとんど急な坂もなく、のんびり楽に歩くことができる。見通しの良い場所からは茶畑を見ることができる。静岡県ならではである。親子岩を通過し、測点30の1.5km地点を通るとベンチのある広場に出る。林の中で眺望はないが、ここで小休止をとる。

分岐が多いが合流する
【分岐が多いが合流する】
   骨董?の集積所を通過
【骨董?の集積所を通過】

 このコースは道標やコースマップが充実して分かりやすい。二俣に分かれる道はほとんどその先で合流する。山越えと巻き道に分かれることもある。登るのに物足りない場合は、あえて山越えの道を選んでも良さそうだ。アップダウンを繰り返しながら進んでいくと、民有地に出る。石像やらなにやら多くのモノが置かれ、不思議な場所だ。

尉ヶ峰山頂
【尉ヶ峰山頂】
   パラグライダー発車場
【パラグライダー発車場】

 しばらく登りが続き、防災無線の中継所の下に出る。このあたりの植物はムラサキシキブの紫が色鮮やかだ。無線アンテナから下り坂となり、登り返すと尉ヶ峰の山頂」(423m)に到着する。山頂にはあずま屋があり、イノシシの置物がある。日が当たって暖かい場所だ。正面には浜名湖がある。なかなかの眺めだが、この先にはもっと眺めの良いところがあるそうだ。山頂のテーブルで軽く昼食を食べてから、その奥へ進んだ。
 尉ヶ峰山頂から1kmほど西へ行くと、広場に出る。そこがパラグライダーの発着場所で、浜名湖に向かって飛び立てるようになっている。なので、眺望が良いのである。地面には緑色のネットが張ってある。この日はパラグライダー関係の人は誰もいなかった。そもそも今回のコースでは出会ったハイカーもほとんどいなかった。

展望台からの眺望
【展望台からの眺望】
   国民宿舎前に戻る
【国民宿舎前に戻る】

 浜名湖の眺望を楽しんでから、来た道を下山した。登山口に近いところの展望櫓に登ると、やはり朝見たときよりも格段に見通しが良くなっていた。国民宿舎の駐車場まで戻り、温泉には入らずに渋滞を避けて早めに帰ることにした。

付近の山 坊ヶ峰(2010.12.25)、吉祥山(2011.3.5)、宇連山(2010.8.29)

立ち寄り湯情報
 
国民宿舎奥浜名湖 浜名湖美湯
場所:静岡県浜松市北区細江町気賀1023-1(TEL::053-522-1115)
泉質:非温泉、料金:510円
時間:11:00~20:00(火曜日を除く)、15:00~20:00(火曜日)
食堂:有、露天:-
Camera:CANON EOS 6D

NOYAMA
   ホームに戻る   
NOHOU