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尉ヶ峰-静岡県の山 尉ヶ峰-静岡県の山 浜名湖を一望、山頂奥の離陸場 浜名湖を一望、山頂奥の離陸場 【離陸場からのパノラマ】
コース(タイム)国民宿舎前(7:25)-(9:47)尉ヶ峰-(12:57)国民宿舎前
《山概略》
《尉ヶ峰へ》 登山口は国民宿舎近くの交差点のところにある。奥浜名自然歩道の細江コース入り口である。気になるのは真新しい熊出没注意の掲示があることだ。このような低山の里山のようなところに熊がいるのだろうか。入り口の指導標には尉ヶ峰まで4.9kmと書かれている。整備されたハイキングコースを歩き始めた。 少し登るとすぐに展望台となり、朝靄にかすんだ浜松市街や奥浜名湖を眺めることができる。この展望台には観音像やおもかる大師の祠がある。おもかる石は願掛けして、石の地蔵を持ち上げられれば願いが叶うという。京都にも似たようなモノがあったような気もしたが、ここで挑戦してみると、何とか持ち上げることができた。地蔵が祠の奥にあるので足が踏ん張れず、本来の力では持ち上げることは難しいようだ。
おもかる石の先は車道を歩く。ハイキング道と車道は平行して続くので、時々車道を歩くことになる。道は奥浜名自然歩道となっている。山道に復帰して雑木林の中を歩いて行くと、展望櫓がある。この場所は御要害山や三日月峠を呼ばれていたそうだ。展望台の上からは360度の展望だが、まだ日が昇り始めたばかりで見えにくい。戻ってきたときの方が見やすいだろう。 コースはほとんど急な坂もなく、のんびり楽に歩くことができる。見通しの良い場所からは茶畑を見ることができる。静岡県ならではである。親子岩を通過し、測点30の1.5km地点を通るとベンチのある広場に出る。林の中で眺望はないが、ここで小休止をとる。
このコースは道標やコースマップが充実して分かりやすい。二俣に分かれる道はほとんどその先で合流する。山越えと巻き道に分かれることもある。登るのに物足りない場合は、あえて山越えの道を選んでも良さそうだ。アップダウンを繰り返しながら進んでいくと、民有地に出る。石像やらなにやら多くのモノが置かれ、不思議な場所だ。
しばらく登りが続き、防災無線の中継所の下に出る。このあたりの植物はムラサキシキブの紫が色鮮やかだ。無線アンテナから下り坂となり、登り返すと尉ヶ峰の山頂」(423m)に到着する。山頂にはあずま屋があり、イノシシの置物がある。日が当たって暖かい場所だ。正面には浜名湖がある。なかなかの眺めだが、この先にはもっと眺めの良いところがあるそうだ。山頂のテーブルで軽く昼食を食べてから、その奥へ進んだ。 尉ヶ峰山頂から1kmほど西へ行くと、広場に出る。そこがパラグライダーの発着場所で、浜名湖に向かって飛び立てるようになっている。なので、眺望が良いのである。地面には緑色のネットが張ってある。この日はパラグライダー関係の人は誰もいなかった。そもそも今回のコースでは出会ったハイカーもほとんどいなかった。
浜名湖の眺望を楽しんでから、来た道を下山した。登山口に近いところの展望櫓に登ると、やはり朝見たときよりも格段に見通しが良くなっていた。国民宿舎の駐車場まで戻り、温泉には入らずに渋滞を避けて早めに帰ることにした。
Camera:CANON EOS 6D
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