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鐘ヶ岳-神奈川県の山 鐘ヶ岳-神奈川県の山 ミツマタ見てから鐘ヶ岳へ ミツマタ見てから鐘ヶ岳へ 【不動尻のミツマタ】
コース(タイム)広沢寺温泉入口バス停(08:01)ー広沢寺温泉駐車場-不動尻-(10:41)鐘ヶ嶽-(12:15)広沢寺温泉駐車場
《山概略》
《不動尻へ》 広沢寺温泉入口でバスを降り、バスの進む先に少し進んで左手の道に入る。登り坂の車道を歩いて行くと、右手に仮設トイレがある。道なりに進み、突き当たりを右に曲がる。やがて小型バスしか通れない道となり、橋を渡った左手に駐車場がある。駐車場にはまだ空きがあり、すでに到着していた仲間は車の中でくつろいでいた。 駐車場の前には森林セラピーロードマップがあり、ちょうど今日のコースが分かりやすく書かれている。しばらく車道を歩くが、道の脇には桜が咲いている。久しぶりに歩く道だがクライミングの岩場に向かう道にはゲートができて車両進入禁止となっていた。その先の不動尻方面にもゲートがあり、クマ注意の看板もある。
ゲートを越えて、舗装林道を進むと山の神トンネルが見えてくる。トンネル手前の左手には仮設トイレがあり、鐘ヶ岳の登山口となっている。不動尻へはトンネルをくぐる。照明の無い中は真っ暗なトンネルである。トンネルを通り抜けると右手に駐車場があるが、車両は入れないのでがら空きである。橋を渡って進んでいくと、右手にミツマタの花が現れる。しばらくそこで写真を撮っていると、崖から下りてきた謎の集団が、この先はもっと咲いているとのアドバイス。不動尻の分岐のところまで行くと、より多くのミツマタが咲いていた。
《鐘ヶ岳へ》 不動尻でミツマタの花を満喫し、来た道を戻る。再びトンネルをくぐって、右手に入り仮設トイレの横から山の中へ入る。擬木の急な階段が続き、ひと登りすると稜線に出る。振り返ると厚木方面の街並みを見渡せるが靄がかかってはっきりしない。一休みして山頂へ向かう。 道は尾根の登りで、先ほどのトンネルの上を歩く。狭いトラバースの道になり、低山の割にスリリングな場所がある。山頂手前はスギ林で、そこを抜けると鐘ヶ岳山頂(561m)である。二体の石像が後ろを向いている。山頂にはテーブルが一つだけあり、そこで昼食休憩する。
山頂には七沢城址の概要が書かれた案内板がある。室町時代の城のようだが、この鐘ヶ岳自体は城址ではなく、七沢城に合図をするための鐘が置かれていたという説があるようだ。 山頂から反対側へ降りていくと、浅間神社がある。何度か来ているはずだが、あまり記憶がない。屋根には三つ巴の家紋がついている。神社からは急な石段の下りが続く。まわりは倒木が多く、荒れている。
覗きの松というところに出ると視界が開けて眺めが良い。道脇には古い石碑が多く、往時に賑わいを見せていたことが伺える。文久四年正月と書かれた石碑があるので1864年のものだ。ここから見える(この日は見えなかったが)横浜港が開港したのが1859年なので、その5年後である。 参道を下り、電気柵のゲートを通過すると杉林になる。この時期は花粉症で苦しんでいるので、あまり山には行きたくなかったのだが、この日は不思議と花粉症は発症しなかった。杉林を抜けて鳥居をくぐると車道に出る。集落の中を通り抜けて右の方へ回り込むと駐車場に戻ってくる。 この日はコロナウイルスが流行っていることもあり、下山後の温泉は入らないことにした。車で厚木のガストへ行き、休んでから厚木駅まで送ってもらい帰途に就いた。 Camera:CANON EOS 90D
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