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雨乞岳-山梨百名山 雨乞岳-山梨百名山 白州の山と蒸留酒と温泉へ 白州の山と蒸留酒と温泉へ 【良く整備された登山道】
コース(タイム)平久保池(8:30)-(11:26)雨乞岳(12:08)-遊歩道-(14:25)平久保池
《山概略》
《雨乞山へ》 ヴィレッヂ白州の標高は1130メートルで、雨乞山の山頂までの標高差は900m余りである。登山口は駐車場の正面にあり、さっそく登山開始。道路脇の側溝をまたいで山に入ろうとすると、水のない側溝には大量のイモリが張り付いていた。 登山道は綺麗で良く整備されている。坂道は階段状に木が横たわっている。この時期は新緑で花も多く、撮影しながら歩くのでのんびりペースで進んだ。この日は買い増したばかりの新しいカメラが初登場で、花のマクロ撮影でなかなかピントが合わずに苦労する。特に白い花はオートフォーカスが効かないのでもどかしい。
道はそれほど急でもなく、だらだらと単調な登りが続く。最初の指導標では山頂まで140分と書かれている。何カ所かある分岐では山頂からそれる道を遊歩道と指し示しているが、どこに行く道なのだろうか。 新緑にトウゴクミツバツツジの赤い色が混ざった場所を通り過ぎ、「運が良ければ水場」と書かれたプレートがある。右下が沢になっていて数メートル降りていくと、そこが源流のようで水がわき出していた。運は良かったようだ。
単調な登りは続き、樹相は広葉樹から針葉樹に変わり、一面茶色の笹原になる。尾根が細くなったところでは、南アルプスの眺望が得られるはずだったがあいにくの曇り空で何も見えない。五人ほどの登山パーティーを追い抜き、笹原の一本道を上っていくと雨乞岳山頂(2036.8m)に到着する。 山頂は樹林に囲まれ眺望はない。山梨百名山の標柱が立ち、三角点もある。別のコースから先ほどとは違う5人ほどのパーティーが登ってきた。昔からあるコースだろうか。ちなみに、雨乞岳は昔の山と高原地図には記載がない。最近では、「41 北岳・甲斐駒」に収録されているようだ。
山頂で簡単な昼食を取り、来た道を下山した。先ほど雲で覆われていた尾根の展望所は多少雲が晴れて、日向山は見えるようになっていた。今朝気になっていた遊歩道方面へ歩いて行くことになり、右方向の斜面を下っていくと、すぐに道は荒れだし、ほとんど人が歩かれていないことが分かった。途中道を間違いながら下っていくと、駐車場より数百メートル下の車道に出た。 車道を歩いて行くと右手に平久保池が見えてきた。池面ではカヌーで遊んでいる人たちがいた。駐車場にたどり着いたときには今朝駐まっていた多くの車はほとんど消えていて自分の車だけがぽつんと取り残されていた。まだ三時前である。
時間があるので下山後はまずサントリーの白州蒸溜所を見学することにした。登山口から国道20号線に出るとすぐ近くである。無料の見学コースの最終に間に合い(15時までに入れば間に合うようだ)、ウイスキーや南アルプス天然水ができる行程を見学した。最後には白州のハイボールが試飲できるのだが、悲しいことにドライバーはなっちゃん(オレンジニュース)を飲むことになった。 工場見学の後は温泉で、小淵沢IC近くのスパティオ小淵沢へ向かった。道の駅の隣にある温泉だ。レストランも併設され、ニジマスの定食をいただいた。 帰りの中央道は渋滞もなく、今朝と同じ高尾山ICで降りて橋本駅で仲間を降ろした。その後の16号線もいつもの超渋滞ではなく、普通の渋滞で帰ることができた。今回は往復のアプローチで8時間ほどかかり、日帰りとしてはハードだった。自宅に帰ると、すぐにベットに倒れ込み眠りに就いた。
Camera:CANON PowerShot S100
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