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三石山-山梨百名山 三石山-山梨百名山 山頂に山名由来の巨石が立つ 山頂に山名由来の巨石が立つ 【三石山頂の巨石と鳥居】
コース(タイム)大崩(8:36)-見晴台-(10:00)三石山(10:26)-(11:49)大崩
《山概略》
《三石山へ》 登山口は標高約680mの大崩というところだが、ここまで集落があるのは驚きである。立派な家が建ち庭も手入れされているようなので人は住んでいるのだろう。何を生業として生活しているのだろうか。 車を駐めたところはすでに展望台となっていて、南アルプスを一望できる。笊ヶ岳や青薙山だろう。小さな雲が山頂部分を覆っている。
駐車場を出発し、三石山ハイキングコースの指導標に従って、人の家の庭の斜面を登っていく。近くに犬がつながれていて、激しく吠え立てられる。斜面には茶畑があり、その上部に出て振り返ると眺めが良い。 庭から離れ、山道に入ると笹藪の道で獣道のようだ。通路のような道を歩いていくと雑木林となり椿草里との分岐を通過する。風景は植林に変わり、木の幹の周りに白い帯状のものが巻かれていて目立つ風景だ。鹿よけだろうか。この辺りはほとんど雪もなく、快適に進む事ができる。
稜線に出ても雪はなく、一本道を山頂へ向かう。しばらく眺望はなかったが、展望台と書かれた場所に出ると西側の展望が開ける。駐車場からは見えなかった身延山や真っ白な悪沢岳も見えていた。この時は気付かなかったのだが、ここで振り向けば富士山も見えていた。富士は山頂でも見る事ができず、下山時にこの展望台で見る事になる。
稜線を南下し、少しずつ高度を上げていく。急な登りはないので楽な登山道だ。ちょっとした鎖場があるがこれも長い登りではない。アップダウンを繰り返しながら山頂に近づき、山頂まで600mの指導標が現れると道に白いものが目立ち始める。
山頂直下の日当たりの悪い部分は雪が多く、地面が凍って滑りやすい。前方にこの日初めての登山者が歩いているのが見えた。雪の急坂を登ると三石明神奥宮の小屋が建っていた。壁に三石山勧進帳抜粋が書かれ、三石山の由来が分かる。 小屋の後ろを少し登ると三石山頂で、山梨百名山の標柱がある。GPSによると山頂はまだこの奥で、1173mの基準点があるようなので、藪の中に少し入り込んでみた。数十メートル進んで山頂の標識を探してみたが、人が入るような場所ではなく雪もあったので、見つける事はできずに引き返した。
先ほどの小屋まで戻り、二人組の登山者に声をかけた。小屋のまわりも山頂と同様に眺望はない。突き立つような巨石が立っているが、それが山名由来の巨石のようだ。 下山は来た道を戻り、展望台で富士山を確認する。手前に山があるので富士は頭だけちらりと見えていた。下山途中、何度か銃声が聞こえていたが、ライフル銃を持った男とすれ違った。何を捕っているのかと尋ねると、出てきたものと答えが返ってきた。長話は迷惑そうだったので、その場を離れたがこの山域には複数のハンターが入っているようで、撃たれないように足早に下山した。 大崩の駐車場まで戻ると、駐車スペースは満車で、車で林道を降りているときも対向車が現れ離合に苦労した。身延の町まで降り県道を南下し、南部の町のなんぶの湯に入って汗を流した。昼食もここで食べ、次の目的地である愛知県の瀬戸へ向かった。
Camera:CANON PowerShot S100
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