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源氏山-山梨百名山 源氏山-山梨百名山 静かで涼しい真夏の別天地 静かで涼しい真夏の別天地 【眺めのない樹林の中の山頂】
コース(タイム)三叉路(7:20)-(8:37)源氏山(8:45)-(10:07)三叉路
《山概略》
《源氏山へ》 登山準備をしていると、通行止めのゲートを何台かの工事関係車両が通過していった。そのとき、登山者はここを通れるのか訪ねたら、車両じゃなければOKとの答えだったので、予定通り源氏山へ行くことにした。(ダメなら櫛形山へ行くという手があった) 車を駐めた三叉路を出発。林道を奈良多方面へ進み、先ほどの通行止めのゲートを越える。少し歩くと左に道が分かれ、源氏山登山道入口と書かれた道標とともに工事中の看板が多い。県営林道災害復旧事業と書かれ、工期は平成26年12月6日までとなっている。
しばらくダートの林道を歩くと、左手に山道の入口がある。林道から山道のほうへ歩くが、道は林道と平行して延びている。すぐ右手に林道があるが、山道の方はアップダウンの繰り返しで、林道は緩やかな登りのようだ。やがて右下に林道の工事現場が見えてくる。山肌が崩れて完全に土砂で埋まっているところを、新たに整地しているようだ。このあたりは山道も今にも崩れそうだ。 眺望があるのもこの工事現場あたりで、右手は南アルプス(雲の中)、左手には笛吹川や奥秩父の山々が見える。ここを通り過ぎると樹林帯で、ほぼ眺望は無くなる。
山道はいったん林道に降りていく。ずいぶんアップダウンがあり、無駄に体力を使った感がある。帰りはずっと林道を歩くことを誓う。歩きやすい林道を歩いて行くと、再び左手に山道の入口がある。ここは林道を歩き続けたい衝動に駆られるが、ここで山道に入らなければ山頂にたどり着けない分岐である。 林道から急斜面を登っていくと、登山道に合流する。樹林の中を歩いて行くと、源氏山と書かれた指導標がある。登山口以外で指導標は初めてだったので、少し安心する。
登山道は迷わない程度に道ができている。山頂から降りてきた1人の男性とすれ違うが、三叉路の駐車スペースに駐めてあった人のようだ。ほとんど登山者を見ない山だが、山梨百名山狙いだろうか。その後歩き続けると、あっけなく山頂に到着した。 源氏山山頂は標高1827mだが、登山口が1600mを越えているので、たいした登りではない。山頂一帯は樹林に覆われているので、山頂という気がしない。山梨百名山の標柱がぽつんと立っていなければ、そのまま通過してしまいそうなところだ。
山頂での滞在時間は数分で、早くも下山することにする。来た道を戻り、林道に出たところからは、山道へ復帰せずにそのまま林道を歩いた。林道はやたらと蝶が舞っていた。しばらくカメラで蝶を追いながら撮影をした。 下山後は甲斐市の山口温泉へ入った。住宅地にある珍しい源泉掛け流しの炭酸温泉だった。そして、明野まで足を伸ばし、この時期の名物であるひまわり畑で写真を撮ってから帰途についた。
Camera:CANON PowerShot S100、CANON EOS Kiss X6i
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