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鳥ノ胸山-山梨百名山

鳥ノ胸山-山梨百名山

富士と温泉と宴会と

富士と温泉と宴会と

【鳥ノ胸山頂からの富士】

鳥ノ胸山頂からの富士

山行情報
日程 2013年11月30日(土)
山名(山域) 鳥ノ胸山(道志周辺
入/下山地 道志みちの駅
メンバー 林夫妻、山地、千葉、浜岡、小寺、鈴木
行動時間 5時間
歩行
距離
登り
下り
歩数
7.6km 640m 640m 18,000歩
鳥ノ胸山マップ

コース(タイム)

道志みちの駅(9:25)-(11:18)鳥ノ胸山(12:40)-(14:28)道志みちの駅

 《山概略》
 環境活動仲間で行く山登り第三段は道志村の鳥ノ胸山(とんのむねやま)。山の選定に当たり、歩きが楽で温泉があり、首都圏に近く眺望が素晴らしい所、と言うことでこの山が思い浮かんだ。温泉は紅椿の湯、この温泉は日帰りでは1000円とお高いが、泊まりだと5000円と相対的に安い。この際、泊まりにして忘年会山行とすることにした。

 《アプローチ編》
 横浜線橋本駅に7:30集合。橋本駅の南口は改装中で一般車の駐車スペースが無くなっていて長居ができない。総勢8人が揃ったところで2台の車で出発した。道志みちの駅には1時間程度で到着したが、仲間の一人が車酔いでしばらく休憩し、9時半くらいに歩き始めた。

 《鶏ノ胸山へ》
 道志みちの駅の裏手に流れる道志川には二本の橋が見える。ひとつは吊り橋なのでそちらの方から渡ることにする。川沿いの遊歩道には河童の像があり、一路平安と書かれたタスキを掛けている。これって中国語のはずだけど。川の奥にはこれから登る鳥ノ胸山が見えている。


道志道の駅を出発
【道志道の駅を出発】
   キャンプ場を通り抜けて植林帯へ
【キャンプ場を通り抜けて植林帯へ】

 吊り橋の名前はかっぱ橋。上高地の橋と同じ名前だが、こちらはほぼ鉄でできている。大勢で渡るとけっこう揺れる。橋を渡って右手の方へ進むと、道をふさぐようにゲートがある。鹿よけの柵だろうから、これを開いて通過する。
 キャンプ場のような所を歩き、車道を上の方へ歩いて行こうとすると、後ろの方からキャンプ場のおじさんから声がかかる。山は左の道へ行けとのことだ。車が通れるような広い道を歩いていくと、植林帯の登山道へと続く。

急坂が続く
【急坂が続く】
   やせ尾根を歩く
【やせ尾根を歩く】

 植林帯の単調な急坂がしばらく続き、山初心者が多いためか、しばし休憩しながらも着実に登っていく。途中、風景はほとんど見えないが、その方が山頂に着いたときの感動が強いものになるだろう。と言っても皆さん周りに気を取られる余裕は無さそうだが。
 急坂が落ち着き、偽ピークのような広場で休憩する。山頂まではもう一息のようだ。やせ尾根を渡り、山頂へ続く一直線の坂を登ると富士山方面だけ眺望が開かれた鳥ノ胸山山頂(1,207.8m)に到着する。予定より遅めに到着したため、雲の発生が心配されたが富士ははっきりと見ることができた。

期待通りの眺望
【期待通りの眺望】
   鳥ノ胸山山頂
【鳥ノ胸山山頂】

 山頂では何はともあれ写真を撮影する。鳥ノ胸山からの富士はまさに絶景である。山あいの道志村の奥にそびえる姿は存在感がある。国土交通省が関東の富士見百景を選定しているが、ここからの富士が入っていない。あまり知られていないためだろうか、とっておきの場所である。
 撮影会の後、豚汁を作り皆に振る舞った。8人分は量が多いため薄めになってしまった。ぽかぽか陽気の山頂では1時間あまり過ごし、下山に取りかかった。下りは南の尾根を下っていく。こちらもけっこう急な道だ。

富士の下には石割山
【富士の下には石割山】
   南峰へ下る
【南峰へ下る】

 雑木ノ頭というとピークに到着し、振り返って鳥ノ胸山を見ると、ピークが二俣となっているのがわかる。この状態が鳥の胸なのだろうか。そもそも鳥の胸とはどのような状態なのか誰も知らなかった。ネットで検索すると料理レシピばかりがヒットする。
 雑木ノ頭から西の方へ下っていくと途中道が不明瞭ながらも、何となく下っていくと突然平地に降り立つ。そこはキャンプ場で、すでに閉鎖されているにもかかわらず泊まりの利用者は少なからずいるようだ。ため池のような所を回り込んで進むと、そこは池ではなくプールであることがわかる。人工には違いないが、プールにしては広く浅い。

鳥の胸を振り返る
【鳥の胸を振り返る】
   池ではなくプール
【池ではなくプール】

 キャンプ場を出て、舗装道を歩き、珍しい宿り木を見上げる。里の中を道なりに歩いて行くと、橋の向こうに道志道の駅が見えてくる。下山後は、紅椿の湯で温泉に入り、そのまま忘年会に突入である。

付近の山 鳥ノ胸山(2012.11.10)、御正体山(2009.02.28)、加入道山(2012.03.03)

立ち寄り湯情報
 
紅椿の湯★★★★
場所:山梨県南都留郡道志村小椿3888番地(TEL:0554-20-4500)
泉質:カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉(PH9.03)
料金:1000円・時間:10:00~21:00、無休
食堂:有、露天:有
Camera:CANON PowerShot S100, CANON EOS Kiss X6i

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