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春日山・滝戸山-山梨百名山 春日山・滝戸山-山梨百名山 滝戸山まで両ピストン 滝戸山まで両ピストン 【ミズナラ林の滝戸山頂】
コース(タイム)黒坂峠(7:47)-(7:58)春日山-黒坂峠(8:14)-(9:15)鶯宿峠-(9:49)滝戸山(10:03)-鶯宿峠-林道-(11:04)黒坂峠=おごっそう家=三方分山
《山概略》
黒坂峠に戻ったところであられが降り出したので、一時車の中に避難したがやがて治まった。この日の天気は晴れのはずなので崩れることはないはずだ。引き続き滝戸山へ向けて出発した。 滝戸山方面の登山口は、春日山とは反対側にある。花亭道等の石碑とベンチの奥に道が続いている。こちらは急坂で、先ほどより長い登りだ。最初のピークに到達すると「山梨百名山春日山最高点1236m」の標識がある。地図には名所山と書かれたピークだ。そのまま道なりに真っ直ぐ進み、下り坂になる。しばらく進んだところで気になったのでGPSで位置を確認すると道を間違えていた。最高点から右手の尾根を進まなければならなかったようだ。
最高点まで引き返し、ロス時間は10分余りだったろうか。看板に向かって右手に先ほどは気付かなかった道が続いていた。あまり人が歩かれていないのか、枯れ草が多い道を歩いていくとやや広めの歩きやすい道になる。
最初の登り返しの先に朽ちた道標があり道は左右に分かれる。道標は全く役に立たず感覚的に右に進めばいいと思ったが、念のためにGPSで確認すると左手が正しかった。どうも今日は調子が悪い。 左手の尾根を進み相変わらず眺望のない中を黙々と進んでいく。出会う人もなく寂しい山である。ふと右手を見ると舗装林道が山道と平行して続いていることがわかった。鶯宿峠を通過し、やがてナンジャモンジャの木が見えてくる。説明板があり、鶯宿峠のリョウメンヒノキと書かれている。ナンジャモンジャとは樹種不明の木のことを言うが、この木は葉がヒノキに似てヒノキではなく、コノテガシワに似てコノテガシワでないため、ナンジャモンジャと言われてきたらしい。しかし昭和3年にヒノキの変種としてリュウメンヒノキとして命名されている。貴重な木なので山梨県の天然記念物に指定されているようだ。
ナンジャモンジャの木から林道に出られるが、そのまま山道を歩いて行くと結局林道に出ることになった。まだできて間もないであろう新しい林道を歩いて行くと、道は左右に分かれる。標識があり、左が鶯宿(おしゅくと読むらしい)で右が大窪である。右手に進んだ。 林道の右手は眺めが良く、甲府方面が一望できる。ベンチも多くあるが、利用する人はいるのだろうか。林道の途中の右手に滝戸山の登山口がある。ここの道標は真新しい。山道に入っていくと、熊出没注意の看板もある。人も出没しないのに熊に出合うことは避けなければならない。ザックに鈴は付けているがほとんど鳴らない。そもそも鈴の音を熊が気にするか疑問だ。
滝戸山までは緩やかなアップダウンが続き歩きやすい。途中意外なことに二人組の男性とすれ違った。滝戸山山頂まで20分の指導標を通過し、広めの山頂に到着した。山梨百名山の標柱と三角点とともにやまなしの森林100選の看板もある。周囲はミズナラで覆われている。もちろん眺望はない。
山頂滞在時間は5分ほどで、来た道を戻った。林道に下りたところからは、そのまま林道を歩き続けて黒坂峠まで行った。林道の方はアップダウンが無く、峠の手前で登りがあるだけだ。景色も林道の方が良い。 黒坂峠に到着したのは11時頃で、午後はまだひと山登る余裕がある。予定通り精進湖の三方分山に行くことにし、今歩いてきた林道を車で走り、芦川の方へ下った。県道を少し西の方へ行き芦川農産物直売所のおごっそう家でかき揚げ丼を食べてから精進湖へ向かった。
Camera:CANON PowerShot S100
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