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今倉山-山梨百名山

今倉山-山梨百名山

道志で忘年会、山と観光と温泉と

道志で忘年会、山と観光と温泉と

【眺望のない今倉山山頂】

眺望のない今倉山山頂

山行情報
日程 2014年12月06日(土)
山名(山域) 今倉山(道志周辺
入/下山地 道坂トンネル
メンバー 林夫妻、山地、千葉、浜岡、小寺、福島
行動時間 4時間17分
歩行
距離
登り
下り
歩数
4.6km 630m 630m 10,463歩
今倉山マップ

コース(タイム)

道坂隧道バス停(08:52)-(10:25)今倉山(東峰)-(10:43)御座入山(西峰)-(11:16)今倉山(東峰)(12:17)-(13:09)道坂隧道バス停

 《山概略》
 昨年企画した、道志村での山+温泉宿が好評であったため、今年も開催することにした。泊まるのは紅椿の湯と同じだが、山は昨年とは違うところを選ばなければならない。しかも”きつくない”ところが求められている。そこで選んだのが、今倉山である。
 今倉山は、道志村と都留市の境に位置し、道坂トンネルの出口(道志村側、都留市側いずれも駐車スペース有り)に車を駐めて登ることになる。トンネルの標高は1000mあまりなので、標高1470mの今倉山まではわずかである。距離が短いため急坂は覚悟しなければならない。

 《アプローチ編》
 道の駅道志に8:30集合で、車3台、人7名が時間通り揃った。久しぶりの大所帯の山登りである。道の駅でトイレを済ませ、登山口の道坂トンネルへ移動した。谷間の道志村からトンネルまでは意外と登りの曲がり道が続いた。トンネルを出てすぐ右手に駐車スペースがあり、そこに車を駐めた。この駐車スペースには道坂隧道(どうざかずいどう)というバス停もあるが、絶望的に本数が少なく、季節運行でもあるので、山で利用することは不可能だろう。


道坂トンネル都留市側から出発
【道坂トンネル都留市側から出発】
   尾根に向かって登る
【尾根に向かって登る】

 《今倉山へ》
 トンネルのすぐ横にある登山口を出発する。トンネルの上を乗り越えるように奥へと進んだ。周りの木々はすっかり葉が落ちて、日差しが差し込み明るい森の道である。森はFSCの森林管理認証を取得したらしく、その認証プレートがある。
 よく整備された道をゆっくりと上っていくと、御正体山からの稜線に合流する。この分岐地点で少し休憩する。1人だと休憩なしで一気に山頂まで行くところだが、7人の大所帯なので休憩が多い。
 車で来る途中、外気温は1度とかなり冷え込んだ朝だったが、風はなく日が差しているのでそれ程寒くは感じない。分岐からは山頂まで一直線の尾根を登っていく。振り返ると、三ツ峠が見え、富士山の頭の先が少し見えている。登るにつれて、富士山の姿は大きくなっていく。

明るく一直線の急登
【明るく一直線の急登】
   富士が少しずつ見えてくる
【富士が少しずつ見えてくる】

 途中何度か休憩しつつも、登り初めから1時間半ほどで今倉山の東峰山頂(1470m)に到着した。引き続き、二十六夜山まで縦走したいところだったが、自信のない人たちばかりだったので、西の稜線を行けるところまで行くことにした。
 赤岩の方へ向かって東峰を下ると、道にはうっすらと雪が積もっている。まだアイゼン等は必要ないが、これからは必要になるのだろう。道を上り返すと御座入山と書かれたプレートがあり、そこが西峰であることが分かる。プレートがなければピークとは分からない場所だ。

もうすぐ山頂
【もうすぐ山頂】
   山頂を通過。稜線はうっすらと雪
【山頂を通過。稜線はうっすらと雪】

 御座入山の先の下りはちょっとした急斜面となっている。山の初心者が多いため、縦走はここまでで引き返すことになった。ここからは富士の眺めも良かったが、雲が半分ほどかかっていた。一応写真を撮って、来た道を戻った。

眺めの良いところで引き返す
【眺めの良いところで引き返す】
   再び今倉山山頂で大休憩
【再び今倉山山頂で大休憩】

 今倉山東峰に戻り、大休憩を取る。予定していた豚汁を作り(7人分の豚汁はけっこうな量だ)、車座になって食べた。この日は他の登山者も多く、ほとんどが二十六夜山方面へ向かって行った。
 昼過ぎまで山頂でゆったり過ごし、登ってきた道を下った。下りは早く、1時間弱でトンネルの駐車スペースまで戻ることができた。
来た道を下山
【来た道を下山】
   トンネルの上まで戻る
【トンネルの上まで戻る】

 この日は温泉宿の紅椿の湯に宿泊する予定となっている。チェックインにはまだ時間があるので、数少ない道志の名所である永見寺へ立ち寄った。事前に観光協会に問い合わせ、郵便局の駐車場を利用すれば良いと言うことだったので、その通りにした。
 永見寺は平安時代に開山の古刹で、所蔵する聖観音菩薩坐像を拝観するつもりだった。しかしお寺は無人で、鍵がかかっていたため拝観することはできなかった。永見寺の裏手には熊野八幡神社があり、そこも立ち寄った。ここも古く室町時代後期頃の創建と言われている。境内には樹高30mの立派なウラジロモミがあり、これを見上げてその場を去った。
 続いて道志の湯の近くにある的様を見学してから、紅椿の湯へチェックインした。翌日は三国山のパノラマ台で、雄大な富士と山中湖を撮影して、早めに自宅へ帰った。

付近の山 二十六夜山(2009.10.31)、御正体山(2009.02.28)、菜畑山(2011.02.13)、
鳥ノ胸山(2013.11.30)

立ち寄り湯情報
 
紅椿の湯★★★★
場所:山梨県南都留郡道志村小椿3888番地(TEL:0554-20-4500)
泉質:カルシウム・ナトリウム・硫酸塩泉(PH9.03)
料金:1000円・時間:10:00~21:00、無休
食堂:有、露天:有
Camera:CANON EOS Kiss X6i

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